江戸時代の儒学者、貝原益軒が著した『養生訓』をもとに広まったであろう「てんぷらとスイカ」。江戸時代の話だから、迷信に決まっていると早合点は禁物。この食べ合わせ、意外にあなどれない最悪の理由が!
もしも油分の多いてんぷらをお腹いつぱいに食べた後、冷たいスイカをいただく。冷たく冷やしたスイカは口当たりもよく、ついつい食べ過ぎてしまったら……。
てんぷらを一生懸命消化しようとしていた胃の働きが低下します。
理由は、水分の多いスイカを食べることによって、胃が冷やされ、さらに胃酸が薄まってしまうから。
すると、当然のごとく胃腸に負担がかかり、消化不良を起こすことに。お腹を壊し、下痢の症状を起こすのは当たり前です。
もちろん、この食べ合わせで必ずお腹を壊すわけではありません。
でも、スイカの美味しいシーズンといえば真夏。夏バテ気味で抵抗力が落ちているときに、そのような食べ合わせをすれば、お腹を壊すだけではないでしょう。普段は大丈夫なもので食中毒なども起こす可能性もあるというわけです。

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