ポリフェノールは、植物の光合成を助け、細胞の生成、細胞分裂、活性化を促し、植物内の有害物質を無毒化するなど植物にとってなくてはならない物質です。
そして、私たちが摂取することで、老化防止や体内の酸化阻止、がん予防、血糖値や血圧を正常化し、糖尿病や高血圧予防に役立つとてもよい物質です。
ところがこの優れた働きをしてくれるポリフェノール(主にカテキン、カカオマスポリフェノール)は、牛乳との組み合わせで最悪の食べ合わせとなってしまうのです。
この組み合わせは、ケーキなど、子どものおやつにお馴染みのもの。ところが、牛乳に含まれるカゼインはチョコレートの持つカカオマスポリフェノールと結合し、腸などからの吸収効果が減少してしまうのです。牛乳に含まれているカゼインは、カルシウムやナトリウムの吸収を促進、免疫力を強化、鎮痛効果などの働きをします。しかし、カカオマスポリフェノールと一緒に摂ることによって、体内で双方の栄養が吸収しにくくなってしまう最悪の結果をまねいてしまいます。

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