日本人はよく、カルシウムが不足しがちな国民といわれていますね。しかし、カルシウムはなかなか体内に吸収しにくい栄養素。小魚や牛乳がカルシウムを含む食品の代表とされているようですが、実は豆腐もカルシウムが豊富なことをご存知でしたか?
豆腐のレシピとして冷や奴がすぐさま思い浮かびますが、ぜひトッピングとして加えていただきたいのが、かつお節です。
豆腐とかつお節はどちらもタンパク質を豊富に含みます。タンパク質は複数のアミノ酸で構成されていますが、そのうち体内で合成できず、食べ物からしか摂れないものを必須アミノ酸と呼びます。
豆腐にはその必須アミノ酸のフェニルアラニン、トリプトファンが豊富に含まれていますが、メチオ二ンが不足しています。
一方、かつお節には、メチオ二ンが豊富に含まれています。豆腐の不足分をかつお節が補い、必須アミノ酸を摂取することができるというわけです。
また、かつお節のビタミンDにはカルシウムの吸収率をアップさせる効果もあります。
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