ニンジンとダイコンといえば、日本人なら食べたことがない人を見つけるのが難しいほどメジャ-な、根菜のツートップ。サラダや野菜スティック、なます、煮物など、その組み合わせは枚挙のいとまがないほどです。
実はニンジンとダイコンの組み合わせは、その調理法によって悪い食べ合わせになってしまうので注意が必要なんです。注意点はずばり、生のニンジンとダイコンを一緒に摂らないことです。
ニンジンのアスコルビナーゼという酵素が、ダイコンのビタミンCを破壊してしまうのです。
アスコルビナーゼの働きを止めるためには、50℃以上の熱を加えて調理するか、酢を加えるなどの方法が効果的です。つまり煮物やなます、妙め物などの調理法であれば、アスコルビナーゼの働きによってビタミンCが破壊されることはないのです。紅白なますや根菜の煮物が日本の食文化に定着しているのは、もしかしたら昔の人の生活の知恵なのかもしれませんね。とくに煮物は野菜の栄養を逃すことなくいただけるので、おすすめの調理法といえるでしょう。

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