一般的に高カロリーで食べ過ぎると健康によくないといわれがちな肉類。でも70歳、75歳、そして最高齢80歳と老いに負けず3度のエベレスト登頂を成し遂げた冒険家の三浦雄一郎さんの重要なタンパク源は肉だそうですし、肉の摂取量が少ないと低栄養に陥って寿命を縮める可能性があります。
だからといって食べ過ぎはやはり禁物。からだを酸性にしがちなステーキには、肉の酸性を中和してくれるアルカリ性のワインを合わせるのが最高の組み合わせなのです。
ワインの中でも、とくに赤ワインの色素や渋みの成分には、抗酸化作用の高いポリフェノールが豊富に含まれています。
このポリフェノールは、心臓病、動脈硬化、肥満防止はもとより、老化やアルツハイマーの予防効果が注目されています。
さらに、ポリフェノールには、近年新しい健康効果が発見されました。
人の長寿遺伝子に働きかけて細胞の寿命を延ばす、レスベラトロールという成分の存在が明らかになったのです。

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