ヘルシーな日本食のひとつとして、世界中で注目されている刺身。お酒のつまみや、食卓を賑わすお
かずとして、古くから親しまれています。
そんな刺身を食べる際に注意したいのは、鮮度。鮮度が落ちると食あたりなどを引き起こす刺身と、解毒作用、酸化防止作用、殺菌作用を持つワサビの食べ合わせがよいことは、先人の教えとして当然のことかもしれません。
また、生の食品である刺身は、消化に時間がかかります。ワサビの辛みには胃腸の働きを促進させる作用があり、消化、吸収することにも一役買っているのです。
ちなみに、ワサビに含まれる成分には、喫煙やストレスによって体内で過剰に発生した活性酸素を除去する働きもあるとされています。しかも活性酸素の発生そのものを抑える効果があるともいわれており、驚きの健康パワーを秘めた食材として、改めて注目されているのです。
ただし、活性酸素に働きかける効果が期待できるのは、その場でおろす本ワサビのみ。刺身同様、ワサビも鮮度が命です。

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