日本人は米を主食としているため、どうしても炭水化物の摂取比率が多くなってしまいます。ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える働きがあり、不足してしまうと疲労困値、食欲不振、脚気などを引き起こしてしまいます。
そこで、ビタミンB1の強化が国民的課題となり、強化米が販売されるようになりました。
日本で主に販売されている強化米は、水溶性のビタミンB1を白米に吸収させたのち乾燥させたものです。
でもこの強化米。刺身などでよく登場するアカガイとの食べ合わせに注意が必要です。
アカガイには、アノイリナーゼという酵素が含まれています。この酵素はやっかいなことに、強化米のビタミンB1を破壊してしまう働きがあるのです。
アノイリナーゼという酵素は、アカガイだけでなく、アサリ、ハマグリ、シジミ、ホタテなど二枚貝にたいてい含まれています。ただし、火を通すことでこの酵素の働きは失われるので、焼き物、妙め物、お吸い物などに調理すれば問題はありません。

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