アンズは、βカロテンが非常に多く含まれ、表彰台に登るほど。干しアンズであれば金メダルの含有量を誇ります。
このように体内の抗酸化作用による脳卒中や心筋梗塞の予防、アンチエイジングに効果のあるアンズは、加えて、高血圧予防になるカリウムも多く含まれています。
ところが、主にこのアンズやアンズの種には、古くから喘息や咳止めの薬として使われることが多かったアミグダリンという成分が含まれています。
実はこの成分が恐ろしい青酸中毒の原因になるのです。アミグダリンは、ウメやビワの身や種にも含まれ、一緒に大量に食べたりすると、人体にとって猛毒の青酸を発生させ、中毒症状を引き起こす恐れがあるというのです。
もちろん、アミグダリン単体でも中毒症状が出る場合もあるそうです。その中毒症状は、悪心、嘔吐、頭痛、目まい、肝障害、異常な低血圧、眼けん下垂、神経障害、発熱、意識混濁、昏睡、最悪の場合は死亡に至る可能性も。
アンズやウメの種は、大量に摂取しないようにしてください。

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